パラダイス・ガラージの時代(下) / メル・シェレン | fundom

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パラダイス・ガラージの時代(下) / メル・シェレン

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ディスコ・ミュージックに忍び寄るエイズの黒い影         あっという間にトップに駆け上がり、そして同じぐらいの早さで人気を失ったディスコ・ミュージック。「ディスコはダサイ」という運動も起きた程ディスコに対する風当たりは強くなった。作者であるメル・シェレンのディスコ「パラダイス・ガラージ」は音楽ジャンルとしてのディスコ・ミュージックが下り坂になっても人気を博していたが、自身の経営するレーベルの閉鎖とともに徐々に人気を失っていった。

上巻のロマンス、サクセス・ストーリーと比べると、ものすごくネガティブな内容になっている。ディスコ・ミュージックの人気が下降するにつれて金銭問題が発生し、それに伴う同僚の裏切り、ついにはレコード・レーベルとパラダイス・ガラージの閉鎖などあるが、本書のトーンを一番暗くしているのはエイズに関する記述だ。

今はエイズがどういう病気か知られているが、何が原因で感染して、どういう病気なのか分からない中でのエイズに対する恐怖が見て取れる。メインの客層であるニュー・ヨークのゲイが感染し、このエイズがディスコ・ミュージックにとどめを刺した。こうして八十年代中頃には死んでしまった様に思えたディスコ・ミュージックだが、形を変えてポップ・ミュージックに吸収されていき、ドナ・サマーのホット・スタッフなど今でも親しまれている曲もあるし、リズムに合わせてクラブで踊るという点においても、現在のダンス・ミュージックの基礎になっている。もしかして、きっかけさえあればディスコ・リバイバルなんていうのがあるかもしれない、と筆者は思っている。

text by 和気充郎




日本版のみ、NYCダンス・クラシックス・ディスクガイドを(上下巻連続)巻末添付

本書だけでは物足りないというレコードマニアのために、本書上でも紹介されるような“ダンス・クラシックス”のディスクガイドを掲載!

※DJ NORI+高橋透+小林弘道・各氏による執筆

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