アンダーグラウンド・ロックTシャツ / シーザー・パディーヤ

NYのヴィンテージ・ブティック「cherry」の店主シーザー・パディーヤのTシャツコレクションが1冊に!             この本の著者シーザー・パディーヤはニューヨークのヴィンテージ・ブティック「cherry」の店主である。この店は『ニューヨーク・タイムズ』、『ハーパース・バザー』、『ヴォーグ』などが選ぶ世界のヴィンテージ・ブティックのトップ10に名を連ねている人気店だ。彼はヴィンテージ服飾品のディーラーでミュージシャン、ライター、写真家で映画監督でもある。この本に登場するTシャツ200点は、すべて彼のコレクションから厳選されたものだ。

ブラック・フラッグ初代ヴォーカリストのキース・モリス、グルーピーの女神シンシア・プラスター・キャスター、写真家リチャード・カーンほかカウンター・カルチャーの重要人物の貴重な証言とエッセイが収録されている。デザイナーのベッツィ・ジョンソン、写真家のボブ・グルーエン、そしてウィル・オールダム(ボニー“プリンス”ビリー)、ジェニファー・シュワルツ、ジャスティン・ウォーフィールド、ウェイン・クレイマーといったミュージシャンなど、多数の人々が寄稿。またすべてのTシャツに詳細なキャプションが付いているので、バンドの歴史が知らず知らずに頭に入ってくる。

原題は"RIPPED T-SHIRTS FROM THE UNDERGROUND"。インディーズ音楽の決定的な時代を網羅しており、ポストパンク時代、つまり、ロックンロールが席巻してから、皮肉にも人々が消費主義に傾倒し始めるまでの期間に世に出回ったTシャツを一挙に紹介した初めての本である。

表紙を飾るXのTシャツをはじめ、ザ・ストゥージズ、ソニック・ユース、ブラッグ・フラッグ、ボアダムス、ピクシーズ、ダイナソーJr、ランDMC、イギー・ポップ、ジョイ・ディヴィジョン、ジョン・ケイル、トーキング・ヘッズ、ディーヴォ、セックス・ピストルズ、クラフトワーク、ニューヨーク・ドールズ、ファンカデリック、パブリック・イメージ・リミテッド、ジャームス、フリッパーなどなど、当時のシーンを象徴するバンドが網羅されている。

DIY(Do It Yourself)自分(たち)でやるという考えかた。インディーズを体現するバンドたちのために、あるいは彼ら自身の手によって作られた超限定の貴重なTシャツばかり。なんと序文は70年代ニューヨーク・アンダーグラウンドの女帝として知られる「リディア・ランチ」が執筆している。

「何の主張もない百万人のバカ共が今シーズンに着ている既成のコピー商品を買っただけで反逆者のふりはできないのと同じで、そもそもスタイルを買うということはできないのだ」
リディア・ランチ

またさまざまな人がバンドTシャツの謎めいた魅力にまつわる思い入れを語っている。これがなかなか面白く、史料としても貴重な価値がある。ジャック・ウォーターソン(グリーン・オン・レッド)によるランナウエイズのライブ目撃談や「Tシャツを着てステージに上がろうなんて思ったことは1度もない」と激白するウェイン・クレイマー(元MC5)。あるいはジム・サーウェル(フィータス)のスワンズ讃歌や、デヴィッド・パホのスティーヴ・アルビニとの交友録などなど、どれもがロック・ファンには興味深いエピソードばかり。

「Tシャツとは失われた青春の記憶である」という帯の言葉通り、昔の彼女に会うように、クローゼットの奥に眠っているバンドTシャツに久しぶりに再会してみようではないか。
Cesar Padilla/シーザー・パディーヤ
自らのことを「カリフォルニアのくず」と公言する彼は、ヴィンテージ服飾品のディーラーであり、ミュージシャンであり、ライターであり、写真家であり、映画監督でもある。1997年にニューヨークでヴィンテージ物を扱うブティック「チェリー」を開店。以来、同店は『ニューヨーク・タイムズ』、『ハーパース・バザー』、『ヴォーグ』などが選ぶ世界のヴィンテージ・ブティックのトップ10に名を連ねている。また、『ニューヨーク・タイムズ』、『ハイ・タイムズ』、『インデックス』などにファッション関連の記事を寄稿し、さらに、『ファンタスティック・マン』、『バット・マガジン』、『ヒントマグ・ドット・コム』には、彼の文章と写真がたびたび掲載されている。また、彼が監督したショート・フィルムのうち、3本が映画賞を受賞しており、デス・メタル・バンド、ブルヘリアのミュージック・ビデオ製作にも携わっている。

Lydia Lunch/リディア・ランチ
1970年代半ばにニューヨークに到着し、ノー・ウェイヴの流れを汲んだバンド、ティーンエイジ・ジーザス&ザ・ジャークスなどを結成し、破壊への道筋を残した。ミュージシャンとして、アーティストとして、作家として、彼女の破壊活動は現在も続いている。彼女の共謀者は、ソニック・ユース、ヘンリー・ロリンズ、エクシーン・セルヴェンカ、リチャード・カーン、ジム・サールウェルなど、数多い。

Betsey Johnson/ベッツィ・ジョンソン
ニューヨークを拠点に活躍する世界的に有名なファッションデザイナー。

【監修者略歴】
野中モモ
文筆・翻訳・編集業。東京在住。訳書にサイモン・レイノルズ『ポストパンク・ジェネレーション1978─1984』(シンコーミュージック・エンタテイメント)、ベン・ショット『ベン・ショットの英国博覧記』(日経BP社)。2007年より、ZINEをはじめとするさまざまな自主制作出版物を取り扱うオンラインショップ「Lilmag」を運営。

【訳者略歴】
桜井真砂美
早稲田大学第一文学部英文学科卒業。その後、英語教員として公立高校に勤務。退職後、本格的に翻訳の道を志す。主な訳書に『ヴォーグ・ファッション100年史』、『メンズウェア100年史』(小社刊)、ハリウッドセレブが教える愛犬を賢くする21の方法(ゴマブックス)等。

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