Robots And Laptop Dancers Make Good Friends / ESKIMO DISCO CD

PVにピングーが出演しYouTubeで100万ビューを超えた「7-11(セブン・イレブン)」を含むファースト・アルバム エスキモー・ディスコという一度聞いたら忘れられないバンド名は、2003年にリアム・ペイトン、スコット・ドーラン、トム・ムーアの3人の男が集まってロンドンで誕生した。ロンドンのマジック・ハウスというバンド(彼らがリリースしていたレーベル、“フィアース・パンダ”は当時無名のコールド・プレイも在籍していた)で活動をしていたスコットとトムはポール・ウェラーなどのサポート・バンドなども務めていたが、スコットがそれとは別に参加していたジ・アティック・バンドを通してリアムと知り合い、エスキモー・ディスコの結成へと至る。

ウェアハウス・パーティーや、クラブを活動の場としていた彼らは、当時DJがメインだった、ロンドンのダンス・フロアにおいては、まったく異色な存在だった。その年、”XFM"が主催した未契約アーティスト・コンペティションで優勝し、グラストンベリー・フェスティバルに出演。シザー・シスターが飛び入りし行ったセッションが、デビュー前から大きな話題となる華々しいライブ・デビューを飾る。イギリスのインディー・ロック・シーンに辟易し、次第にダンス・ミュージックの世界に足を踏み入れたリアム、スコット、トムの3人が、クラブ・ミュージックとロックをクロスオーバーさせたサウンドを作ろうと意気投合する。

エスキモー・ディスコのアルバム発売までのちょっと面白い経緯を紹介しよう。
その昔、多数のピングーのビデオ作品が制作され、イギリスのWEBサイトで公開される企画があったのだが、そのときに一般ユーザーからずば抜けて人気を集めた作品があった。その作品こそデビュー前のエスキモー・ディスコが楽曲を提供したものだった。クリエイター同士で意気投合した彼らは、その後もアーティスト同士交流を交わしていた。そうした中で、遂にエスキモー・ディスコのデビューが決まり、「7-11」というシングルが完成する。ここに一緒に作品を制作しようとピングー・チームが名乗りを上げ、エスキモー・ディスコとピングーが共演を実現することになったそうだ。

06年デビューシングル「7-11(セブン・イレブン)」をプロテスト・レコーディングスからリリースすると同時に、ペンギンのキャラクターで世界中に知られるピングーのクレイ・アニメーションで制作された同作品のミュージック・ビデオ(映画『イージー・ライダー』や、ニルヴァーナの『スメルズ・ライク・ティーンスピリット』へのオマージュを捧げたシーンも登場する)が、YouTubeで合計100万を超えるビュー数を記録する。そのビデオはピングー・マニアだけにとどまらず、世界中の人々の注目を浴び、NMEを初めとする多数音楽メディアはもちろん、「The Sun」などでも取り上げられ大きな注目を集めた。知的なクラブ・ビートに、ダンサブルなインディー・ロック・サウンドが融合した、懐かしくも新しいライブ感みなぎるディスコ・ロック・サウンドが実にイイ。ピングーのキャラクターたちが氷の上でシンセやベースやドラムを演奏し、リズムに合わせて踊るキュートな映像は必見だ。

その後、アークティック・モンキーズ、ザ・レイクス、ザ・サブウェイズ、ザ・ヤング・ナイヴズ、クロム、ミント・ロワイヤルやジェイミー・リデルらのツアーサポートなど00年代を代表するロック・バンド達のサポート・アクトを務め、UKの音楽サイト"PlayLounder"では、07年度のベスト・ライブ・バンドに選ばれた。

セカンド・シングル「What is Woman?」(07年5月リリース)はUKロックの伝説的なレコード・レーベル“スティッフ・レコーズ(Stiff Records)”からリリースされ、(ダフト・パンクやジャミロクアイのリミックスも手掛けたフレッド・ファルケによるリミックスはその夏のクラブ・クラシックとなった)スティッフが07年10月にリリースした、レーベルの歴史を網羅する超豪華ボックス・セット、「Big Stiff Box」にもダムド 、エルヴィス・コステロ、ニック・ロウ、イアン・デューリー、ドクター・フィールグッド、マッドネス、ザ・ポーグス、ディーヴォらの錚々たる顔ぶれとともに収録されている。

続くサード・シングル、「Japanese Girl」は、再びメンバー自身のレーベル54 Recordsからデジタル配信限定で07年10月にリリースされた。08年には待望のフル・アルバム「ロボッツ・アンド・ラップトップ・ダンサーズ」をリリース。プロデュースは、U2やシンプル・マインズ、ザ・キュアー、UB40までを手掛けてきた、アポロ440のハワード・グレイの手により、UKロック、エレクトロ、ディスコなど、様々なジャンルを取り込んだスタジアム・ロックにも通じる、スケールの大きなフューチャー・ポップ作品へと仕上げている。

本アルバム制作時のインタビューで、彼らは「よくあるポップスのグレーテスト・ヒッツくらいはいいアルバムをつくること」、と語っている。実際、その言葉通りディスコ/80'sなどのテイスト溢れるキャッチーでグルーヴィーな作品から、過去、クラフトワークらが思い描き表現してきた“未来”のイメージに、UKロック〜パンクまでをも融合させたパワフルな作品まで、その作品群のキャパシティは非常に幅広く、そのどれもが刺激的だ。それでいてとろけるような甘さも兼ね備えている。衰えることのないエスキモー・ディスコの快進撃はまだまだ続きそうだ。

text by 小池_弘




01. Live on Mars, Pt. 1
02. What Is Woman?
03. Hard to Change
04. Mission Control
05. Air Guitar
06. Speakers Corner
07. Death of a Space Invader
08. Where Do I
09. Japanese Girl
10. Picture Perfect
11. She Plays Her Game
12. Live on Mars, Pt. 2
13. Commodore
14. 7-11
15. Let the Music
16. Japanese Girl [Eskimo Dance vs Fred Falke Radio Remix]
17. What Is Woman? [Fred Falke Man Enough Remix]
18. 7-11 [Promotion Video]

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